2025年11月25日に、第12回データサイエンティスト協会（DS協会）シンポジウムが開催されました。

当社は2013年のDS協会設立時から幹事会員企業となっており、調査・研究委員会において当社執行役員・塩谷周久が委員長を務めております。

そのシンポジウムにおいて、調査・研究委員会のセッションとして委員長の塩谷が「データサイエンティストを取り巻く環境の変化」というタイトルで講演をしました。

調査・研究委員会では年間5本前後の調査を実施しており、それら調査結果から「データサイエンティストの認知・イメージ」「生成AI利用率・利用用途、データ分析関連」、そして「データサイエンティストと生成AI」について発表しました。

生成AIは我々データサイエンティストとしても重要度の増した業務領域に挙げられているという調査結果を発表するとともに、シンポジウム内で見直しが発表されたデータサイエンティストのスキルカテゴリに「価値創造」（AIとデータ利活用の進化を見据え、戦略立案者、ガバナンスリーダーとして変革を推進する力）と「融合」（3つのスキルカテゴリを融合的に発揮し、AI開発やAI利活用を推進する力）が設定されたように、データサイエンティストの役割の1つにAI利活用が入り込み、いかに推進していくことが求められる、と講演を締めくくりました。

今後も、金融エンジニアリング・グループは「データサイエンスの力で未来を切り拓く」を目指し、事業活動を推進してまいります。